将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、23)への挑戦者決定三番勝負第2局が8月7日に行われ、佐々木勇気八段(31)が石田直裕六段(36)に101手で勝利し、2連勝で挑戦権を獲得した。佐々木八段の竜王挑戦は前期に続き2年連続。藤井竜王との七番勝負は、10月3日に東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で開幕する。
佐々木八段が、藤井竜王への2期連続挑戦を決めた。今期の挑決三番勝負は、石田六段と激突。第1局は相掛かり、第2局では佐々木八段の先手で角換わり早繰り銀の戦型となった。
本局では、佐々木八段が深い研究をうかがわせる飛車を回る一手から主導権を握ることに成功。角切りから後手陣へ強く迫っていった。一方、守備が薄い石田六段は、活路を見出すことができずに苦しい時間が続くことに。最後は佐々木八段が的確に寄せ切り、勝負を決めた。
佐々木八段、石田六段の終局後コメント




