170手を超える大熱戦を制した渡辺JT杯覇者は、「押され気味の展開だったので、少し粘れればという感じでやっていた」とコメント。一方、敗れた山崎九段は「いやあ」と大きなため息。その後、「決めなければいけないところを何回か逃してしまった。最後も勝負手放てたと思うが、悔しいです」とがっくり肩を落としていた。
この結果、渡辺JT杯覇者の準決勝進出が決定。連覇と通算5度目の優勝へ向けて前進を遂げた。次戦は10月12日に予定されている東海大会で、藤井竜王・名人と対戦する。
JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






