米ロ会談において、アメリカ側はレッドカーペットで迎え入れ、戦闘機は歓迎の編隊飛行。さらに大統領専用車「ビースト」にプーチン氏を同乗させた。プーチン氏は、和平に応じる条件として、ウクライナに東部ドンバス地方の割譲などを要求している。
会談は合意に至らなかったが、トランプ氏は「大きな進展」、プーチン氏は「トランプ氏のリーダーシップは、両国関係が回復に向かうことの良い保証となる」とした。一方でウクライナや欧州は、ロシア側の要求する領土の割譲は認めないとしている。
その根拠は、歴史にある。「陸続きの大陸続きでは不条理な歴史の教訓がある」(国際政治学者 舛添要一氏)
歴史の教訓、1938年のミュンヘン会談
