こうした背景のもと、「今の段階で三者会談は不可能だ。私がプーチン氏なら絶対にやらない。やって良いことがなく、ゼレンスキー氏も言うことを聞かない。くたばるまで力でねじ伏せるしかない。核兵器も資源も持っている。小麦や天然ガスも輸出している。いつまでも戦争ができる」と説明する。
「欧米が援助をやめた途端に、ウクライナはギブアップ。その方向に持っていく。あとはゼレンスキー氏を失脚させる。憲法上は戦争中に大統領選挙ができないが、大統領任期が切れてもゼレンスキー氏はやっている。プーチン氏は『独裁者だ。俺はちゃんと戦争中でも選挙して、正当に認められた』と言う。和平条件として、ゼレンスキー氏が『やめます』と言えば、交渉のテーブルにつくだろう。そして次の選挙で傀儡(かいらい)政権を作る。私がプーチン氏なら、『ゼレンスキー氏が辞任する』と確約されない限り、会談には応じない」と見通した。
ウクライナの世論についても、「だんだん『戦争をやめた方がいい』の比率は増えているが、自分の夫や息子が戦争でやられ、自分の家も壊され、みんな怒っている。何も悪いことしていないのに、攻めてきたのはお前だろと。お前が懲らしめられないで、我々だけ苦しむわけにはいかない。日本を含めて支援しないといけないが、どこまでそれが持つか」と説明した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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