将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将、23)と挑戦者の永瀬拓矢九段(32)が激突する伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負は8月26日、徳島市の「渭水苑」で第5局の対局を行っている。藤井王位の3勝1敗で迎えた本局は、永瀬九段の先手で角換わりの出だしとなった。
3勝で防衛に王手をかけている藤井王位が勝負を決めるか、前局の勝利で勢いに乗る永瀬九段が踏ん張るか。大注目の中で争われている注目の第5局・徳島対局は角換わりに進み、藤井王位が右玉を採用した。
穴熊に組んだ永瀬九段は桂のタダ捨てから強く踏み込むと、1日目の午前中から竜を作る迫力を見せている。ほとんど時間を使わずに指し進めている永瀬九段は、本局も用意の作戦とみられており、その構想はどのようなものとなるのか注目を集めている。
ABEMAの中継に出演した本田奎六段(28)は、「体感では右玉持ちだが、先手も自然に対応している。昼食休憩明けの一手は、永瀬九段にとって決断の一手になりそう」と印象を語っていた。
藤井王位、永瀬九段の昼食メニューをチェック




