なんで落ちた? 大谷翔平、まさかの“幻惑投球”「軌道エグすぎ」4シームと思いきや… 魔球スイーパー→“大谷マニア”をマン振り三振 メジャーリーグベースボール大谷翔平 2025/08/29 21:45 拡大する 【MLB】ドジャース5ー1レッズ(8月27日・日本時間28日/ロサンゼルス) 8月27日(日本時間8月28日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対シンシナティ・レッズの一戦で、ドジャース・大谷翔平が“マニア”として知られるレッズ期待の若手エリー・デラクルーズと見せたガチ勝負が話題となっている。1回表・レッズの攻撃、2死一塁の場面で打席に立った3番のデラクルーズに対して大谷は、初球、内寄り低めいっぱいに決まる124km/hのカーブで見逃しを誘ってストライクを先行させると、2球目、内角低めボールゾーンへと投じた143km/hのスプリット、3球目、真ん中内寄り、低めのボールゾーンへと曲がり落ちた130km/hのカーブと、2球続けてデラクルーズがよく見極めてカウント2-1とすると、4球目、真ん中やや内寄り、150km/hのカットボールを打ってファウルとなり、カウント2-2。続く5球目、真ん中やや外寄り、低めのボールゾーンへと投じた146km/hのスプリットはワンバウンドとなり、これでフルカウントに。“大谷マニア”として知られるデラクルーズに対し、大谷は初回の第1打席から多彩な変化球を中心とした投球で、じっくりと勝負することとなった。すると、フルカウントで迎えた6球目、2死一塁ということも考慮してか、大谷はほぼ真ん中に159km/hの剛速球を投げ込むも、これをデラクルーズも果敢に打ちに行き、ファウル。続く7球目、外角低めのボールゾーンへと曲がり落ちる129km/hの緩いカーブにもデラクルーズは暗いつき、カウント変わらず。 そして注目の8球目、大谷が勝負球としてチョイスしたのは、内角低め、ボールゾーンへと投じた144km/hのスイーパー。ここまでの7球で、カーブ、スプリット、カットボール、直球と、様々なボールを見せられた上に、6球目には、いきなり剛速球が投じられたことも手伝ってか、完全なボールゾーンへと沈む1球でありながらも、デラクルーズはこのスイーパーに手を出し、空振り三振に。大谷は“マニア”との対戦を制することとなった。初回から白熱した大谷vsデラクルーズの見ごたえある対決に、ファンからは「軌道エグすぎ」「大谷さん、持ち球投げすぎw」「デラちゃんよく粘った」「フォーシームが頭にあるから振っちゃう」「三振した相手が大谷さんだから満足そう」「めっちゃ楽しそうw」といった様々な反響が巻き起こることに。 続きを読む