【MLB】パイレーツ9ー7ドジャース（9月2日・日本時間3日／ピッツバーグ）
9月2日（日本時間9月3日）に行われたピッツバーグ・パイレーツ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平が放った“超爆速弾”について、野球解説者の里崎智也氏が言及した。
3回表・ドジャースの攻撃、1死走者なしの場面で打席に立った1番・大谷は、マウンド上の“怪物ルーキー”バッバ・チャンドラーに対し、誘い球をじっくりと見極めつつカウント3-1とすると、5球目、内角低め、159km/hの剛速球をややすくい上げるような豪快なひと振りで捉えると、快音の余韻に浸る間もなく、打球は低い弾道でライト方向へと鋭く伸びる高速の一打に。時速120マイル（約193.121km/h）と、目にも留まらぬ速さで上空を駆け抜けたこの打球は、そのまま勢いを落とすことなくライトスタンドへと着弾。大谷にとって今季46本目、ドジャース加入後100本目となるこのアーチは、チームに反撃ムードを呼び起こす豪快な“超爆速弾”となった。“怪物打ち”という形で飛び出した大谷の恐るべき一発に、この日、ABEMAの中継で解説をつとめていた里崎智也氏は「ライナーで刺さりましたよ。大谷だったらイケるんちゃう？（場外の）川」「打球、目で追いつけなかったっすね。どこかな？みたいな。あの角度で入るんかな？と思ったら落ちてこなくて突き刺さりましたもんね」「メジャーの厳しさを教えてやったんじゃないですか。よくあるんですよ、日本でも。“プロの厳しさを教えてやれ！”って。で、教えられるパターンもあるんですけどね」とコメントした。
ちなみに、里崎氏が言う「川」とは、ライトスタンド後方を流れるアレゲニー川のことだが、ホームから川までの最短距離はおよそ456フィート（約139メートル）であるものの、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地オラクル・パークの名物となっている“スプラッシュヒット”よりもダイレクトでの着水弾が出にくいことで知られており、昨季、パイレーツの“怪力男”オニール・クルーズが放ったアーチで通算6本目。とはいえ、これまでも前人未到の離れ業を数多く成し遂げてきた大谷だけに、引き続き注目したいところだ。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
この記事の画像一覧■大谷翔平 人気記事
