リプレー映像では確かにスミスのバットはボールをかすめていたように映ったが、それでも判定は覆らず、カウントは2ー2に。試合はそのまま再開され、スミスは6球目のストレートをセンター前へ弾き返して痛恨のタイムリー。これでさらに点差が縮まると、実況の田中大貴アナウンサーも「これはパイレーツとしてはハードラック」と苦笑い。元メジャーリーガーで解説の岩村明憲氏も「球場大ブーイングですよ。リプレーはずっと流れてるわけじゃないですか」と語った。
疑惑の判定をきっかけに敵地PNCパークを包んだ異様な空気は、しばらく収まることがなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

