投資が加熱するアメリカのスタートアップ
ここには去年誕生したスタートアップ企業「kスケールラボズ」がある。社員10人が共同生活をしながらロボット開発をしているが、すでに10億円もの投資を受けているという。
kスケールラボズ ベンジャミン・ボルトCEO「こちらの部屋では大きなロボットのテストを行なっている」
こちらの「Kボット」は140センチ35キロほどのロボットだが、AIソフトを搭載していて、押したり蹴ったりしても自らバランスをとって倒れない。
実は用途を限定しておらず、ユーザーや開発者がカスタマイズして利用できるのだそう。そのため、通常は企業秘密となる設計図やプログラムなどを全て公開。その方が開発スピードが上がるという。
ベンジャミン・ボルトCEO「もし技術を世界と共有せずに自社だけで開発を進めていたら小さな会社でリソースも限られていたので優れたロボットを作ることは難しかっただろう。kスケールラボズでは取り組みを全てオープンにすることで新しいパートナーや顧客を見つけやすくし最高のロボットを開発したい。私たちは世界中から意見を取り入れてロボットをより良くしていきたい」
今年中におよそ160万円で販売される予定のKボット。すでに150件以上の注文が入っているという。

