―ファンからは「憑き物が取れた」「吹っ切れた」という声もある。

 世界麻雀でタイトルを取れましたが、4月に内部的に退団が決まっている状況くらいから自分の心変わりがありました。ドラフト指名されるにあたって2カ月間、3カ月間、プロの試合はいっぱいあるので、成績が良いに越したことはないですよね。成績が良い方がインパクトはある。そういうところで気持ちをしっかり入れて結果を出したいなと、攻撃的になっていたのはあるかもしれないですね。

 世界麻雀に関しては、本当に無欲でした。ドラフトが決まった後だったので、楽しむ気持ちが非常に強くて、1試合でも多くやれたらいいな、みたいな感じでした。その2カ月間は調子が良かったんですよ。途中から「勝ちそうだな」と。十段位を取った時も「これは勝つな」みたいな感じでした。どんなピンチも乗り越えちゃうんですよね。手が来てくれるというか、勝つように勝つように牌が来る。優勝を意識したのはオーラスの親番で、道中は一切優勝を意識せず、ただひたすら楽しんでやりました。

―前チームではリーダーを務めた。いろいろなものを背負っていただろうが、二階堂亜樹監督は加入にあたり内川さんに対して「一兵卒」という言葉を使っていた。

 亜樹さんは同学年。勝又健志さんは2カ月違いの先輩ですが、学年違いなだけで生まれ年は一緒です。歳は近いけど、2人ともプロ連盟では先輩です。サクラナイツでは歳が一番上で、プロ歴も一番上。やっぱり年長者という感覚がありました。そういう意味ではお兄ちゃんとお姉ちゃんじゃないけど「上ができたな」という感覚ではあります。

 亜樹さんは新監督というポジションもありますし、自分は自由に動き回るフリーマンになる。僕は小・中・高と、ずっとサッカーをやっていたんです。真ん中でボールを追い続けるセンターハーフで、ひたすら運動量の多い選手だったんですよ。「お前、フリーマンだから自由に打っていいよ」みたいな。麻雀もそうで、ファン活動とか、チームでのイベントとかも本当に自由に。好きに自分のままにやっていいよ、と。それが今までとは対照的ではありますが、こっちはこっちで楽しいです。

 リーダーというポジションは責任を感じながらやれましたが、今は気楽に自由にやらせてもらっています。試合も自由に、打牌も自由にやらせてもらおうかなと思っています。それを先輩2人が言葉に出して言ってくれるので、すごく準備する方も気が楽です。

新たなチームメイトの印象は

Mリーグ 日程

12月8日(月)
  • U-NEXT Pirates
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  • EARTH JETS
  • KONAMI 麻雀格闘倶楽部
12月9日(火)
  • 赤坂ドリブンズ
  • EX風林火山
  • セガサミーフェニックス
  • 渋谷ABEMAS
Mリーグ 配信情報まとめ
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