【MLB】パイレーツ 5ー3 ドジャース(9月4日・日本時間5日/ピッツバーグ)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したパイレーツ戦で6回、球場の空気を一変させる“剛腕ショー”が繰り広げられた。マウンドに立ったのはルーキー右腕エンリケス。メジャーキャリア14度目の登板で放った一球が、怪物スキーンズのこの日の最速をも超える衝撃の数字を叩き出した。
ドジャース期待の23歳右腕は、ルーキーながら160キロ台を連発。8月の試合ではXでもトレンド入りするほど注目を集めていた。
この日も0-5とドジャースが5点を追う展開となった6回に2番手として登板すると、先頭打者を空振り三振、続く打者もショートゴロに仕留め、わずか7球で2アウト。迎えたゴンザレスとの勝負で見せた2球目は、この日の最速となる101.8マイル(約164キロ)のシンカーだった。あまりの速さにゴンザレスは反応できず見送るだけ。
次のページ

