【NASCAR】第27戦 Cook Out Southern 500/ダーリントン・レースウェイ(日本時間9月1日)
米国最大のストックカーレース、NASCARの第27戦、プレーオフ初戦となるCook Out Southern 500がダーリントン・レースウェイで開催された。この重要な一戦で、レース序盤に思わぬ珍事が発生した。
47周目、6号車ブラッド・ケセロウスキーのピットストップを中継が捉える。すると、そのリプレイで異変が起きていた。作業が終わったと思われたケセロウスキー車は、左前タイヤのボルトが締まっていない状態でピットアウト。「タイヤハマってない」「間違えた?」など視聴者がコメントするハプニングの中、マシンはなぜか22号車ジョーイ・ロガーノのピットへ緊急停止。するとロガーノのピットクルーは、別チームのマシンにも関わらず即座にボルトを締め直し、ケセロウスキーは大きなトラブルを回避。
このシーンを、実況の増田隆生アナウンサーは「え!?これピット違いますよね?」と困惑しつつ伝えたが、解説の桃田健史氏が「ペンスキーのロガーノ(のスタッフ)が見ていたので、助けてくれたのでしょうね」「非常にフレンドシップに見えますけれど、単純にペナルティですからね」と状況を説明。この後ケセロウスキーにはピットレーン通過の『パススルーペナルティ』が課された。
視聴者コメント欄では「締めてくれるんだ」「ロガーノのとこでつけてもらったのかw」「これはペナだわ」「やさしさ」など、その対応に驚きと称賛の声があがった。
厳しい勝負の場面で垣間見えた「チームを越えた助け合い」。NASCARならではのドラマとして多くのファンの印象に残る“珍プレー”となった。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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