【MLB】オリオールズ — ドジャース(9月7日・日本時間8日/ボルチモア)
オリオールズの菅野智之投手がドジャース戦に先発。4回ノーアウト二塁の場面で打球を右足に受け、無念の負傷降板となった。
菅野は今季ここまで26試合に登板し10勝7敗、防御率4.41の成績。地区最下位のチームで開幕から先発ローテーションを守り、メジャー1年目で2桁勝利を達成する活躍を見せている。
ここ3試合は勝ち星から遠ざかっているが、強豪ドジャース相手に2試合連続サヨナラ勝ちのチームの勢いに乗りたい菅野。初回、ドジャース1番の大谷翔平投手とメジャー初対戦を迎える。NPB時代の“ドラフト同期”でもある大谷に対して、2球目をいきなりセンターに運ばれ先頭打者ホームランとされてしまう。
いきなりの“先制パンチ”となった菅野はその後も2アウトから一、二塁にランナーを置くピンチを迎えるも、6番ロハスをショートゴロに抑え、大谷のホームランによる1点でしのぐ。
2回は下位打線を三者凡退で抑えると、3回表に大谷と2回目の対戦。2ボール0ストライクから変化球が真ん中に入ってしまい、再びセンターへ運ばれ2打席連続ホームランを献上。続くベッツにもホームランを浴び、さらに2点を失う。
切り替えたい4回、先頭のロハスにヒットと盗塁で二塁まで進まれ、続くドジャースのキム・ヘソンの打球が菅野の右足つま先に直撃。菅野はその場でうずくまると、トレーナーらが駆けつけるも続投不可能の判断となり、肩で担がれながらベンチへ引き下がった。
結局この日の菅野は4回途中67球、7安打無四球1奪三振4失点で降板。その後、球団からは「右足首の怪我」と発表されている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


