これは昨期にできて欲しかったですよ(笑)。
―昨期、白鳥さんは13勝だった。その辺りがタイトル争いの指標になるか。
試合数が多くなるので、どうなるかわからないですけど、僕は35試合出ていて、13トップでした。今期の上限規定が40試合ということなので13勝、14勝くらいになるんじゃないかと思います。
―積極的に狙っていくのか。
トップを取るということはイコールチームに貢献するということ。できれば取りたいですけど、それよりもスコアが安定する方が大事だと思っています。トップがめちゃくちゃ多くても、ラスが多かったらあんまり意味がない。個人賞が増えたのはすごくうれしいことなんですけど、そこはあんまり意識せずに、ポイントだけを見て頑張りたいです。
―新加入選手が7人。注目しているのは。
EARTH JETSのメンバーは4人とも注目しています。石井一馬(最高位戦)が強いのはわかっていますし、三浦智博(連盟)君とHIRO柴田(連盟)さんに関しては自団体で何度も当たっていて、本当に強い2人。逢川恵夢(協会)さんも実績十分ですよね。
その一方で、やっぱりMリーグは特別な舞台だと思っています。スポンサーさんもついていて、その思いに「応えたい」という気持ちが、選手にどう作用するかは、結構人によって違うと思うんです。
例えば新規加入選手が最初に4着を連続で引いたりすると、その後の麻雀の打ち方が変わってくると思うので、そこは注目ですね。最初に成績が上向いて、ある程度自分の思ったような麻雀が打てるのか、それとも運悪く下の方に入ってしまって、自分を見失っちゃうのか。特にEARTH JETSの4人に関して、そこがどうなるのか気になります。
―改めてMリーグとそれ以外の戦いは何が違うのか。
Mリーグはチームメイトの人生も背負っているというのが一番大きいところだと思います。それとMリーグスタジオは、すごく広いスタジオみたいなところに、1卓だけポツンと置かれて、そこにスポットライトが当てられている。あれはなかなか体験できないです。
ただ、(新シーズンから)2卓同時開催の日があって、同じスタジオに2卓置くとなると、また印象も変わりますよね。雀荘に慣れている人にとっては、ちょっと安心感があると思うんです。
新シーズンで注目は「2卓同時開催」



