―では、もしかすると新加入の選手は卓が2つある方が安心する可能性もあるか。
僕はそうだと勝手に思っています。例えばタイトル戦とかも、たくさん卓が並べられている中で、麻雀を打ちながら、鎬を削っているんです。それに近いような感覚になればなるほど、緊張感はなくなるのかなと勝手に思っています。1卓開催の時の方が、緊張する人もいるんじゃないですかね。
―2卓同時の日と1卓の日で成績が異なる人が出てくるのかもしれない。
成績が異なるかはわからないですけど、精神的な負荷のかかり方は違うかと思います。
―白鳥さんと同じ団体の内川幸太郎さんがEX風林火山に加入した。
内川さんの復帰は応援していました。KADOKAWAサクラナイツからいなくなるところから、精力的な動きはすごかったと思います。例えば僕がABEMASに「契約満了です」と言われたら、たぶんプライドみたいなものが邪魔して、絶対にあのムーブはできない。でも内川さんはそれを実行していた。
内川さんが登場したイベントにファンの人がいっぱい駆けつけたり、そういう話を聞くと、やっぱり内川さんはめっちゃ応援されていると感じます。そういうのをトータルして、風林火山が内川さんを指名したと思うので、尊敬の気持ちが生まれましたね。そして内川さんを応援していた方々にも「おめでとうございます」と言いたいです。
―個人の目標、そしてチームの目標は。
個人としてはまたMVPと言っていいのかな。引き続きMVP争いに絡む活躍をすることを目標にしようと思っています。
チームとしては本当に月並みですけど、優勝ですね。誤解を恐れずに言うと、ファイナルに残っただけだときっと満足はできない。「ファイナルに残った、よし!」みたいにはなれなくて、結局優勝を目指すんだと思います。
内川さんがサクラナイツからいなくなることがありましたけど、ABEMASもいつどういう風にメンバーが変わるのかはわからない。今この4人でいる、かつ監督が塚本泰隆さんという時に、1回は優勝したいなという気持ちが本当に強いので、塚本監督に優勝を届けたいですね。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)



