―今期はMリーグの変更点が多い。どれが気になっているか。
出場最低試合数が20試合になったことは大きいと思います。例え調子が悪い選手でもある程度は起用しないといけない。つまり、個々にかかる負担が大きくなったと思うんですね。
そんな中、ABEMASは全選手が割とまんべんなく出場する。昨期で見ると、不調だった僕が22試合出場しましたが、これは結構多い出場数だと思うんです。塚本泰隆監督が、奮起を促してくれたというのもあると思いますけど。
全120試合を4人で割れば30試合ずつ出ることになると思うので、まさにチーム戦という感じになってきたと思います。いくらエース級の選手が奮闘しても、ほかの選手がダメだったらチームとして勝てないですから。
多井隆晴(RMU)さんとかも特にそうだと思いますけど、長く打たせてくれればうちが勝つ自信はあります。総合力が高いので。試合数が増えたことで、チームにとって良い部分がたくさんあると思います。メンタル、精神衛生を保つ上でも良い作用がある。
―負けが込むと、メンタルを維持するのはやはり苦労するか。
そうですね、ただ僕らはチームとして長年やっているので、全員が地獄のシーズンを経験しています。一方ですごく勝ってうれしかったシーズンもある。全員気持ちはわかっていると思います。
僕は2年目にも負けているんですけど、昨期はそれとは計り知れないぐらいの負けでした。そういう意味では心を鍛えるシーズンになりましたね。なので、例えば今期、僕がスタートダッシュに失敗したとしても、簡単に揺らぐことはないと思います。序盤に転んだとしても、応援してくださる皆さんには「安心して見ていてください」と言いたいです。
新加入選手、注目は?Mリーグ 日程
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