やっぱり「全部取りたい」ですよね。誰も言わないけど(笑)。トップ数を競うタイトルは、出場回数が多い人が有利。40試合出た人が一番チャンスを持っていると思います。だからこそ、チームの方針が問われる。ファンの皆さんからも、いろいろな意見が出るんじゃないでしょうか。
―ファンが「○○をもっと出して」と言うような動きが起きるかも。
そういうムーブメントを作るのは、あまり好きではないですね。僕は周りの声をあまり気にしないタイプなので。内容だけで勝負したいし、「周りの声に左右される」のが一番嫌なんです。
―直近のMトーナメントでは、仲林圭(U-NEXT Pirates・協会)さんが13万点超の大記録。一昨年は自身も11万2800点で、Mリーグの1位(歴代最高)を記録している。
でも「その局で取れる一番大きな点数を取りに行く」というのは、いつも考えています。勝てるだけ勝ちたい。それだけです。
―試合数が増えることに対して、ルーティンの変化は?
特にないですね。ストレスフリーを心がけているので、食べたいときに食べて、寝たいときに寝る。そういう生活をベースにしたいと思っています。もちろん実際は、そこにいろんな仕事が入ってきて、思うようにいかないですけど。なるべくそうしたいとは思っています。自分の趣味や情報を出すのがあまり好きじゃないんですよね(笑)。SNSも「ちょっと人気を取らないといけないのかな」と思ってやってるだけで、実は本音ではやりたくないです(笑)。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)



