―ファイナルを終えた後、チームメイトの渡辺太選手が号泣するシーンも。
「我慢していたんだな」と思いました。2人で話すことも多かったので。麻雀のことだけじゃなくて、ファンの方との接し方やインタビューの受け答え、そういう部分も一緒に成長してきた感覚がありました。普段は飄々としていますが、あれは気持ちが張り詰めていた証拠だと思います。本心が出たんだなって。かわいいなって思いました。
麻雀のゲームの性質上しょうがないラスは必ずあるのに、そういうラスを引いたあとに「ごめんなさい」というのは違うと思っているチームなので太もそういう雰囲気を分かっていて、何も言わずに明るく帰ってきた。それでも心の中では「ごめん」と思っていたのかもしれないですね。
―今期は試合数が増えるなど、大きな変化がある。
試合数が増えたのは大きいですね。やっぱり試合数が多い方が、実力が出やすいと思います。大変は大変ですが、その分レギュラーシーズンの勝敗に価値が出るから、より「勝ちたい」という気持ちが強くなります。
―昨年は18試合の登板。今年は間違いなく試合数が増える見込み。
出番が増えるのがいいことかは、結果次第ですね。出て勝ったなら「良かった」と言ってもらえると思いますし、昨年はツイている展開が多かったので、もし同じように結果が出せれば「運だけじゃなかった」と思ってもらえるかもしれません。フロックじゃないというところを証明したいです。
―良い結果があった昨年に比べ、今年のシーズンへの入り方は難しそうか。
いや、もう+1000はいかないじゃないですか(笑)。もちろん目指すのは2000とか3000とか、そういうレベルですけど。昨年のドリブンズは本当に上振れを引いていたと思います。
新選手が7人、注目はMリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)



