赤坂ドリブンズは、2024-25シーズンのレギュラーシーズンで「+1115.5」という歴代最高ポイントを叩き出した。渡辺太(最高位戦)。も個人成績で+199.3(9位)とその躍進を支えたが、ファイナルで自身が失速した悔しさは大きく、閉幕式後のインタビューでは涙を見せ、周囲を驚かせた。「やりようはあった」と振り返りながらも、翌日には「良い麻雀を打とう」と前を向いた渡辺。今期は「MVPと優勝」を明確な目標に掲げ、冷静さと情熱を併せ持つドクター雀士が“爆勝ち”を期す。
―昨年のポストシーズンでは悔しい思いをした。
ポストシーズンで自分が失速したことは本当に悔しいです。とはいえ、麻雀の内容に関して、あの時点で自分の限界に近いものは出せていたためそれも含めて整理できてるというか、「来シーズンに向けて自信がなくなった」みたいなことはありません。閉幕式の日から、もう次に向けて「良い麻雀を打とう」と思って切り替えています。そうしないと強くなっていかないと思いますので。
―調子が良い時のチームの雰囲気は。
もう、お祭り騒ぎでしたね(笑)。チームの雰囲気は常に明るかったです。ファイナルでも、自分が負けていても、やっぱり自然にフォローしてもらえるというか。明るい空気感はずっと保てていました。そういった部分はすごくありがたかったですし、その雰囲気を壊さないようにしたいと意識はしてました。
―ファイナルを改めて振り返ると。
自分でも満点では決してなかったので、その意味では「やりようはあったな」と思います。ドリブンズの中でも判断が別れそうな選択が結果として悪い方に繋がっていて、反省できる部分はしっかり反省しつつ、それでも次もしっかり怖がらずに選択していきたいです。
―閉幕式後の涙も話題になった。
まさか、あんなに動画で広まるとは思わなかったですね(笑)。自分でも不思議なんですが多くの人の目に止まったことに対して恥ずかしさは少ないですね、それだけ真剣に向き合っていたんだなと思えたからかな。結果的には前向きな気持ちになれています。
今シーズンの気になる変更点は



