試合数がかなり増えたというのは、自分にとっては大きな変化です。1人あたりの登板数も劇的に増えるわけで、チームの総合力がより問われるようになったと思います。ドリブンズは、楽屋に戻ってからしっかり検討するので、総力戦にはそういった部分も生きてくるのではと予想しています。
―チームで集まる機会も増える。
週に3回試合がある週もあって、連続登板も増えていくと思っています。1年目のファイナルでは連投を経験して、体力的な疲労もありました。慣れも含めてやってみないとわからないですが、「ちょっと大変だな」と思ったら、チームメイトに相談すると思います。体調管理はより一層戦略に関わっていくようになるのかもしれません。
―コンディション作りについて。
麻雀を連続で打つこと自体には慣れていますが、Mリーグはまた違う特殊な舞台だと思っています。1年目のファイナルで実際に、夜の試合後に興奮して寝つくのが遅くなり、その翌日も登板、みたいな日が続いたこともありました。でも、週に何度もチームメイトと顔を合わせて一緒に戦う。他で味わえないようなとても楽しくて、濃密な期間でした。
―2年間チーム戦を経験してきて。
雰囲気が本当に良くて、楽屋にいるのが毎回楽しみです。チームメイトを応援したり、意見を交わしたり、そういうやりとりができる半年以上が、また始まると思うとワクワクしています。自分はあまり口数が多い方ではありませんが、あの場にいると自然と明るくなれますね。
―被り物をする場面もあった。
チームの雰囲気のおかげでノリノリでやっています(笑)。
―今年は多くの新人も加入した。
強い方々と対戦できるのが楽しみです。公式戦でほとんど当たったことがない人ばかりですし、石井一馬(EARTH JETS・最高位戦)さんなんて、そもそも最高位でそんなに簡単に当たれる存在ではないですし。他の団体の人も、タイトルシードを持っているような方ばかりで、こちらが勝ち上がらないと出会えない人たち。下石戟(BEAST X・協会)さんとは、プライベートで会って一緒に練習したことがありますし、SNSでの発信内容を見ていて「Mリーグでどんな麻雀を見せてくれるんだろう」と楽しみにしています。東城りお(BEAST X・連盟)さんはフェニックス時代に1度対戦したことがあります。奇妙なくらい対戦できなかったのでまた戦う機会が巡ってきて嬉しいです。
新設「最多勝」にも意欲



