昨期、個人では各ステージすべてでプラスを記録しながらも、あと一歩で優勝を逃したU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)。これまで単身赴任だったが、今シーズンからは東京で家族との同居を開始。新たな生活環境の中、妻や愛娘との時間を大切にしながら、夢を仕事にする責任と喜びを背負って卓に向かう。「好きなことをやらせてもらっているからこそ、負けられない」。その言葉には覚悟と感謝、そして闘志が宿っている。
―昨年は個人で各ステージすべてプラス。
優勝できなかったので、100点満点ではないですね。100点の内容で自分が打てていれば、優勝もあったのではないかと思うところがあるので、どうしても厳しい評価になってしまいます。自分の中で「後悔するような選択」はそこまでなかったのですが、僕の麻雀には放銃がつきものなので、ある程度は仕方ないと思いつつも、「ちょっと前に出過ぎたかな」とか「気持ちが空回りしてしまったかな」という部分もありました。そうしたプレーが結果に直結した半荘もありましたし、なかったものもあります。そのあたりで、もう少し守りに回れていたら…と思う局面もあったと感じています。
最終戦を首位で迎えたことで、「取り逃した」という感覚に陥りがちですが、離れていた3位から準優勝になれたと考えると、「なんとか準優勝をもぎ取ったな」という表現にもなります。でも、最終戦で連覇が目前というところまでいけたのは、チーム全体としては本当によく頑張ったと思います。だからこそ、やっぱり「取りたかったな」「あと一歩掴みたかったな」という悔しさの方が大きいです。
今シーズンの気になる変更点はMリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




