レギュラーシーズンで敗退してしまうと、翌年はどうしてもプレッシャーがかかる1年になります。ただ、試合数が増えること自体はすごく歓迎しています。多く試合がある方が、実力が出やすいですから。自分のチームは強いと思っているので、そこは好材料ですね。
もちろん、Mリーグ以外にも自団体のタイトル戦やリーグ戦もあるので、忙しくはなります。チームでは選手全員で控室に入って一緒に麻雀を見たり、話をしたりという時間もあるので、対局に出ない日でも拘束時間は増えるかもしれません。
でもそれだけ、チームメイトと過ごす時間が増えますし、麻雀の話も深くできるので、そういった部分はとてもプラスに感じています。体調管理や他の対局もある中で、Mリーグの自分の出番に向けてどう気持ちを作っていくか。そこはやってみないとわからない部分ですが、なるべく早く慣れておきたいですね。
―理想の出場ペースは。
Mリーグに関しては、月・火曜日と木・金曜日に1試合ずつ出られたら理想ですね。もちろん連投もしたいですし、1試合でも多く出たいという気持ちはあります。ただ、ベストパフォーマンスを出すことを考えると、週に2試合くらいがちょうどいいかもしれません。
―新加入選手が多いシーズン。
下石戟(BEAST X・協会)さんは練習も一緒にしていますし、何年も前から強い選手だと思っていました。そういう強い選手が選ばれて、「Mリーガーってすごいんだ」と思ってもらえる存在が入ってくるのは、すごく良いことだと思います。団体は違いますが、やっぱり強敵ですね。同じ団体で言えば、石井一馬(EARTH JETS・最高位戦)さんも今回加入されましたが、早く一緒に打ってみたいですね。
―新チームがリーグに与える影響については。
僕も1年目はちょっとマイナスしてしまいました。その後は、選手ごとの打ち方や傾向に対して対応することをたくさん経験しました。今シーズンは、Mリーグの舞台で見たことがない選手が多く入ってくるので、早くそれぞれの選手がどういうタイプなのかを掴みたいと思っています。
癖もそうですけど、「こういうときにこういう選択をする傾向がある」といった情報は、早めに頭に入れておきたいですね。その方が有利に戦えると思います。石井選手は最初に叩きたいです(笑)。強い選手なので、調子に乗らせたくないという気持ちもあります。
選手を見て勉強する時間が増えるのは、幸せなことです。疑問があればチームで話し合えますし、情報を共有する場もある。試合数が増えることで少し大変かもしれませんが、まずは「やってみたい」と思っています。
新シーズンの目標設定は



