【MLB】ドジャース 5—6 フィリーズ(9月15日・日本時間16日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したフィリーズ戦で9回、今季19個目の盗塁を成功させた。しかしその裏で、誰もが首をかしげる“疑惑の判定”が飛び出し、球場も視聴者も騒然となった。
4-5と1点を追う展開の9回、パヘスのホームランで土壇場に同点に追いついたドジャース。さらに逆転サヨナラを狙う場面で、大谷が四球を選んで出塁した。2死一塁で打席にはこの日2本の犠牲フライと、7回の同点弾で打線をけん引していたベッツ。ここで大谷が動いた。
カウント1-2からの4球目と同時にスタートを切り、鋭いスライディングで二塁へ。5試合ぶりとなる今季19個目の盗塁に成功したかに見えたが、この投球は完全にストライクゾーンを通過。捕手リアルミュートもストライクを“確信”し、二塁への送球を見送ったほどだった。
ところが、球審の判定はまさかの「ボール」。MLB公式データサイト「ベースボールサバント」の投球データ上でもストライクと明らかな球が、ボールとコールされてしまったのだ。リアルミュートは目を見開き驚きの表情を浮かべ、元メジャーリーガーでABEMAの放送で解説を務めた長谷川滋利氏も「今のはストライクでしょう」「え?」「これはヤバいです」と連呼。信じがたい判定に呆れ返っていた。
中継の視聴者からも「誤審きたあああ」「草」「ラッキー」「これはかわいそう」と驚きと失笑が入り混じる反応が殺到。大谷の俊足と集中力で決めた19盗目は称賛された一方で、その裏に隠れた“大誤審”も大きな波紋を呼んだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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