【MLB】ドジャース 5—6 フィリーズ(9月15日・日本時間16日/ロサンゼルス)
【映像】MVP男、“とんでもないボール球”をホームランの瞬間
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したフィリーズ戦で8回、ドジャース本拠地を騒然とさせる“MVP男”の衝撃ホームランが飛び出した。
4ー4の同点で迎えた場面、フィリーズのハーパーが高めのボール球をスタンドに運び、勝ち越しに成功した。この回からマウンドに上がったのはドジャースの4番手ベシア。カウント1-2と追い込みながらも、4球目に投じたストレートが高めに浮いた。通常なら見送るか打ち損じになりそうな球だったが、ハーパーはためらわずフルスイング。打球は右中間スタンドへ一直線に伸び、27号ソロとなった。
直前の7回裏には、ベッツが気迫のソロホームランで試合を振り出しに戻していたばかり。押せ押せムードに沸いたドジャースファンだったが、その熱気を一瞬でかき消したのがハーパーの一振りだった。ベシアは打たれた直後、ガックリと肩を落とし、スタンドもどよめきに包まれた。
元メジャーリーガーでABEMAの解説を務めた長谷川滋利氏も「役者が違いますね、ハーパー。こういうところでも打てると」と感嘆。中継の視聴者からも「あの高め打つかあ」「あれホームランにされたらしゃーないわ」と驚きの声が相次ぎ、その破壊力に息をのんだ。
試合は9回にパヘスの同点弾で延長戦にもつれたが、過去2度のリーグMVP受賞歴を誇るハーパーが放った驚愕の勝ち越し弾は「役者の違い」を見せつける一撃となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



