【MLB】ドジャース6ー9フィリーズ(9月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がフィリーズ戦に「1番・投手兼DH」でスタメン出場。第4打席で2年連続となる50号ホームランを放ち、メジャー史上初となる50本塁打50奪三振の偉業を達成した。
前日の試合は3打数1安打で、連続出塁を今季最長となる20試合に伸ばすと、5試合ぶりとなる今季19個目の盗塁もマークしていた大谷。この日は第1打席は過去13打数3安打とやや抑えられてきたフィリーズ先発左腕サンチェスと対峙しセカンドへの内野安打で出塁した。
2死走者なしの場面で迎えた第2打席は空振り三振、先頭打者として迎えた5回の第3打席も空振り三振に倒れた。
8回の第4打席はフィリーズ2番手ロバートソンの2球目を捉え、113.4マイル(約182.4キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)の特大の1発を放った。2死走者なしの場面で迎えた9回の第5打席はピッチャーゴロ。この日は5打数2安打1本塁打、打率を.282とした。
今季13度目の先発登板となった投手・大谷は、5回68球を投げ被安打0、与四球1、5奪三振、無失点と圧巻の投球内容でリリーフ陣にあとを託した。
試合が動いたのは2回、1死走者なしの場面でコールが投手・大谷を援護するソロを放ち、ドジャースが先制。続くパヘスがヒットで出塁すると、キケ・ヘルナンデスが6月29日(同30日)のロイヤルズ戦以来となる2ランを放ち、この回一挙3得点。さらに4回、1死一、三塁のチャンスで再びキケが活躍。犠牲フライで1点を追加した。
しかし6回、フィリーズがドジャース2番手ロブレスキを捉える。1死満塁からハーパーのタイムリーで2点を返すと、続くチャンスにマーシュの3ランで逆転。さらに3番手エンリケスもケプラにソロを許し、大谷の勝利投手の権利が消滅。ドジャースはこの回6失点と追いかける展開となった。
ドジャースは8回、大谷の1発をきっかけに満塁のチャンスを作ると、コールの犠牲フライで試合を振り出しに戻したが、9回にマーシュに勝ち越しの3ランを被弾し手痛い連敗を喫した。この日同地区2位のパドレスも敗れたためマジックは9のままとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



