【写真・画像】まるで競馬な劇的V!「内側からやってきた」「トップにでた!」 最後の最後で“ごぼう抜き” トヨタの伏兵が魅せた“超加速” 1枚目
【映像】リスタートで超加速→一気に3台ごぼう抜き(実際の様子)
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 全米の人気レース、NASCAR(ナスカー)のプレーオフ『ラウンド・オブ16』の3戦目が開催された。ベスト12に入るため激しい争いが繰り広げられたなか、トヨタのクリストファー・ベルが劇的な勝利を掴んだリスタートシーンに、16日の中継で注目が集まった。

【映像】リスタートで超加速→一気に3台ごぼう抜き(実際の様子)

 ブリストル・モータースピードウェイはハイスピードなショートトラックであり、プレーオフベスト12への生き残り戦ということもあって、レースは序盤から小競り合いによる接触やスピンが多発。ラップリーダーも目まぐるしく変わるレース展開だった。

 そんななか、500周という長丁場も残り4周というところで、イエローコーションが明けてリスタートが切られた。マシンは整った2列横隊のまま加速をしていったが、2位でイン側にいたゼイン・スミスの38号車がアンダーステア気味で、先頭でアウト側にいたカーソン・ホーセバーの77号車をトラック外側へ押し出していく。

 すると、このスキを逃さずインを突いたのが、5番手にいたはずのクリストファー・ベルの20号車だった。38号車のさらにインへ入り込りこみ、フロントローの2台に並んでスリーワイドの状態になる。実況の増田隆生氏が「内側からやってきたのはクリストファー・ベルだ!」と叫ぶと、ベルはそこから一気に抜け出した。

 競馬の差し馬のごとく、最後の最後で一気に抜け出したベルの姿に、思わず解説のジャック・アマノ氏も「トップにでた!」と声を漏らす。4位にいたブラッド・ケセロウスキーの6号車も20号車の後に付いてきて、残り3周の時点で2台が集団から抜け出す形になった。

 しかし2台の並びはそのまま変わらず、ラストラップでケセロウスキーが仕掛けたものの、ベルがしっかりブロック。ベルはそのままトップチェッカーを受けた。プレーオフシーズンに入ってから、トヨタとジョーギブスレーシングが3連勝という快挙を成し遂げている。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)

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