【MLB】ダイヤモンドバックス 5xー4 ドジャース(9月23日・日本時間24日/フェニックス)
ドジャースの大谷翔平投手が日本時間24日のダイヤモンドバックス戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。メジャー100試合目の登板で6回5安打無失点。91球8奪三振の熱投を見せたがチームは9回土壇場でサヨナラ負けを喫し、2勝目はならなかった。
大谷は同17日の前回登板、5回68球で無安打無失点の“ノーノー”に抑えたまま降板。チームが逆転負けを喫し勝敗こそつかなかったが、圧巻のピッチングを見せ、打撃でも50号ソロを放つなど“二刀流”の活躍を見せた。
通算100試合目となった登板は初回、94.2マイル(約151.6キロ)のカットボールで先頭打者のバットをへし折る右飛に打ち取ると、3番キャロルからはカーブで見逃し三振を奪い11球で三者凡退に仕留める。2回も先頭打者を98.4マイル(約158.3キロ)の速球で、続く打者をスイーパーで初回から続けて三者連続三振に斬る投球で無失点。3回にはピッチャー返しが直撃するアクシデントで出塁を許したが、後続打者を全て三振に斬り、3回まで6奪三振の快投を見せる。
4回もランナーこそ出したものの、好打者キャロルを101.2マイル(約162.8キロ)の速球で三振に仕留めるなど無失点、5回には自ら併殺のゴロをさばき、好フィールディングを見せるなど5回まで72球無失点8奪三振の圧巻ピッチングで前半戦を折り返した。
今季最長となる6回もマウンドに上がった大谷は、汗をかきながら肩で息をするような場面も見られたが、走者一、二塁のピンチを凌ぎ6回91球で無失点、被安打5奪三振8で降板。ドジャースはテオスカー・ヘルナンデスが先制ソロ、6回に2点タイムリー三塁打を放ち、大谷自身も生還するなど、終始試合を優位に進めていたが、9回に痛恨の逆転サヨナラ負け。1点リードで最終回を迎えたが犠飛で同点とされなお2死二塁の場面で、最後はスコットがサヨナラタイムリーを浴びてカード初戦を落とした。
前日までに大谷はメジャー通算39勝20敗。メジャー100試合登板の節目に勝利はならなかった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』) (C)Getty Images
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