【MLB】ダイヤモンドバックス 0—8 ドジャース(9月25日・日本時間26日/フェニックス)
【映像】由伸を援護! 大谷の“ゴルフスイング→プール着弾”54号
ドジャースの山本由伸投手がダイヤモンドバックス戦に先発。6回4安打7奪三振無失点の圧巻ピッチングを披露し、今季12勝目をマークした。ドジャースは大谷翔平の今季54号ホームランなどで大量得点をあげ、4年連続23回目の地区優勝を自力で決めた。
山本は今季ここまで29試合に登板し11勝8敗、防御率2.58の成績。9月に入ってからは勝ち星こそつかないものの3試合で失点2、防御率は0.86と圧巻の投球を継続。メジャー2年目で先発ローテーションを1年間守り切り、この日が30試合目、レギュラーシーズン最後の先発登板となる。
地区優勝のマジック「1」で迎えた重要な試合で山本はまず1回、好打者の1番ペルドモを見逃し三振に打ち取ると、2番マルテ、3番キャロルも打ち取り三者凡退の好スタート。直後にフリーマンとパヘスの連続ホームランなどで4点の援護を得ると、2回は初ヒットを許すも後続を打ち取り上々の立ち上がり。
3回は先頭に四球を与えてしまうと、1アウト一、二塁のピンチを招いてしまうが、後続のマルテ、キャロルを打ち取り無失点で乗り切る。4回表に大谷翔平のホームランなどでさらに4点の援護が入ると、4回も2アウトから二、三塁にランナーを置くも、8番タワをこの日4つ目の三振に切って取り乗り切る。
5回、山本は立ち直って三者凡退とすると、6回の先頭打者キャロルを空振り三振に打ち取り、これが今シーズン200個目の奪三振となった。その後2アウトからヒットを許すも後続を打ち取り失点を許さない。
結局山本は6回を投げ切り余裕を持って降板。球数94、4安打2四球7奪三振無失点でレギュラーシーズン最終登板を終えた。昨年は6月に右肩の故障で戦列を離れたが今季はレギュラーシーズンを完走。30試合に先発登板し12勝8敗、173.2イニングを投げ防御率2.49、201奪三振を積み上げた。
試合はドジャース打撃陣が序盤から効果的に得点を重ね、山本を強力援護。大谷翔平にも昨年の自身最多に並ぶ今季54号ホームランが飛び出し、山本に9月初勝利をもたらすとともに、シーズン159試合目で4年連続23度目の地区優勝を決めている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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