将棋の藤井聡太王座(竜王、名人、王位、棋王、王将、棋聖、23)に伊藤匠叡王(22)が挑戦する第73期王座戦五番勝負は9月30日、名古屋市の「名古屋マリオットアソシアホテル」で第3局の対局を行っている。注目の一戦は、両者互角のまま白熱の終盤戦へ。超難解な一局を制し、タイトルに先に“王手”をかけるのはどちらか。
両者1勝1敗のタイで迎えている注目の第3局。名古屋市を舞台に争われている一戦は、夕食休憩を経て夜戦へと突入している。
注目の一局は、相掛かりの出だしから、両者が研究をぶつけ合うように激戦へと展開。先手番の伊藤叡王が前例から手を変えて、勝負を仕掛けていった。局面は終盤へと突入しており、両者ともに持ち時間は1時間を切っている。しかし、形勢は難解と見られており、ABEMAの「SHOGI AI」も両者ほぼ互角の数字を表示。中継に出演した及川拓馬七段(37)は、「どこでペースをあげていくのかも大事なところで、勝負所」とコメントし、両者の表情を見つめていた。
シリーズ成績は両者1勝1敗のタイで、本局の勝者は王座のタイトルに“王手”をかけることとなる。注目の一戦で白星を飾るのはどちらか。目の離せない展開となっている。
【午後7時現在の残り持ち時間】
▲伊藤匠叡王 39分(消費4時間21分)
△藤井聡太王座 43分(消費4時間17分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)





