ABEMAで解説を務めた阿久津主税八段(43)は、「直前に藤井竜王に指された一手が(読みの)本線ではなかったのか。またはその手を受けた後に心配な変化があって、それを封じ手としていいのか考えているのかもしれない」とコメント。「何か誤算があったのか、不思議な時間の使い方。なかなか無い展開」と驚きを隠せない様子だった。
佐々木八段は定刻の39分後に封じる意思を示して、指し掛けとした。封じ手の考慮時間は1時間7分。第1局2日目は、4日午前9時頃に再開が予定されている。
挑戦者の佐々木八段は本局にどのような構想を描いているのか、王者・藤井竜王はどのように受けて立つのか。2日目の展開からも目が離せない。持ち時間は各8時間の2日制。
【封じ手時点での残り持ち時間】
藤井聡太竜王 4時間15分(消費3時間45分)
佐々木勇気八段 3時間24分(消費4時間36分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)




