【写真・画像】 2枚目
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 先入観にとらわれないこの角引きには、ABEMAで解説を務めた三枚堂達也七段(32)も「そんな奥まで行っちゃっていいんですか!?これは、ちょっとわかんない…。ちょっと待ってくださいね?」と大混乱。「いろいろあるけど、そこだけは最後に考えそう」と対局者目線でも選びにくい一手だったことを強調していた。

 対局後には伊藤叡王も「軽視していた」という角引きだったが、藤井王座の構想力はさらにその上を行く。その後も三枚堂七段が「相手にズドンと飛車を成らせてしまうことになるので無い」と断言していた銀取りの一手など、想像をはるかに上回る構想力を披露。直線、曲線を織り交ぜた指し回しに、三枚堂七段は「自分の中でルールが覆されたような感じ。駒がたくさんぶつかっている際の情報を整理して判断する力がすごい」と目を見開いていた。

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