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【映像】ベッツの動きに“異変”
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【MLB】フィリーズ3ー4ドジャース(10月6日・日本時間10月7日/フィラデルフィア)  

【映像】ベッツの動きに“異変”

10月6日(日本時間10月7日)に行われたナショナル・リーグ ディビジョンシリーズ第2戦、フィラデルフィア・フィリーズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース内野が披露したスーパープレーが話題となっている。

9回裏フィリーズの攻撃、ドジャースはこの回から3番手としてベテラン右腕のブレイク・トライネンをマウンドに送り、逃げ切りをはかったものの、そのトライネンが連打を許す形であっという間に4-3と1点差に詰め寄られることに。なおも無死二塁、同点やむなしといった状況となったことで、ドジャースベンチは左打者の7番ブライソン・ストットに対し、左腕のアレックス・ベシアを4番手としてマウンドへ。そのベシアに対しストットは、カウント1-0からの2球目、三塁方向へと転がす送りバントを試みることとなったが、これを全速前進で躍り出て処理したサードのマックス・マンシーがキャッチして素早く三塁へと送球。するとカバーに入ったショートのムーキー・ベッツがこれをキャッチし、二塁走者のニック・カステラノスをタッチアウトにするという、好フィールディングを見せることとなった。
これは、ストットに送りバントの指示が出ていると読んだベッツの提案で行った「ホイール・プレー(ブルドッグ)」と呼ばれる作戦で、仮に一塁側に転がっていれば、マンシーと同様にファーストのフレディ・フリーマンが前に出て打球を捌き、三塁へと送球する段取りとなっているが、“ここぞ”という場面でこの策が成功したこともあってか、ファンからは「すげえ」「ヤバすぎ」「これはビビる」「なんでいるんだよ!」「ベッツ野球偏差値高いわ」「ベッツめっちゃ上手いよな」「スーパープレーやん」「成功する確率がそこまで高くないからな」「普段は練習してないプレーらしいで」「細かい野球がちゃんとできるチームは強い」といった様々な反響が巻き起こることに。

ちなみにこのプレー、打者が急遽ヒッティングに切り替えた場合も含め、打球の処理を的確にかつ迅速に行う必要があることから、ファーストとサードの難度が高いように見えるものの、その実、三塁カバーに入るタイミングの見極めが重要とあって、一見、地味な動きに見えるショートの難度がかなり高め。守備経験が豊富で、いつでも冷静沈着にプレーをこなす姿が印象的なベッツらしさが光る場面であったといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


(C)Getty Images

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