今後はどうなるのか。公明党内では、すでにいろいろなシナリオが想定されている。衆院比例のみ擁立する小選挙区撤退論や、比例を含めての衆選からの撤退論。現状の日本政治では、参院で20〜30議席あれば、常にキャスティングボートを握れる可能性がある。高齢化した学会員に負担を強いる衆院から撤退し、参院と地方選挙に専念する。そんな大きな路線変更も、内部ではささやかれているという。

「(国民民主党の)玉木雄一郎氏を私は一切認めない。どんなに人気があろうと、女性として許せない。なんでみんな許してしまうのだろう」(A氏)

斉藤代表は連立復帰の可能性に含みを持たせている
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