そんな勢いがまだ卓上に残っていたかのようだった。当試合は起家から赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)、滝沢、U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)の並びでスタート。トップが目まぐるしく入れ替わる展開となった。
東1局、滝沢がリーチ・ツモ・ピンフ・ドラ2で8000点で先制パンチをお見舞いすると、東2局では渡辺に日向が8000点を放銃。さらに東3局でも渡辺が日向からロンアガリを決め8000点(+1000点)を奪取しトップ目に躍り出た。しかし東4局2本場では滝沢に太が2600点(供託2000点)を振り込み、再び滝沢がトップ目に立った。
南1局では実況席が沸騰する滝沢のアガリが生まれた。渡辺の親リーチが入る中、滝沢が17巡目にピンフ・タンヤオ・赤1のツモ番なしリーチをかけて、太から8000点(+1000点)を一発で討ち取った。実況・古橋崇志(連盟)は「スゴいぞ滝沢!」とその果敢なプレーを称賛した。その後、仲林の連続加点で逆転されたが、オーラスで渡辺がツモアガリ。リーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ・ドラ2の12000点(+1000点)を奪取すると、仲林の親被りで、滝沢が200点差で再逆転に成功した。滝沢のうれしい個人2連勝に「タッキートップだ!」「ナイストップ!」「ミラクルすぎる!」と視聴者が沸いた。
ラオウポーズについて言及「僕がやるのは違うと思った」Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)



