「2度目のミライ」万博でつながった“奇跡のドラマ”をABEMA的ニュースショーが取材した。
「ボタンひとつで奥様楽々」1956年に東芝が、日本初となるドラム式全自動洗濯機を発売した。洗濯物を入れてポンとボタンを押すだけで終了。時代は「白黒テレビ」「冷蔵庫」そして「洗濯機」が「三種の神器」と言われた戦後復興期から空前の高度成長期へ。戦後最長といわれた「いざなぎ景気」に「家事の自動化」は未来の幕開けだった。
1970年「進歩と調和」をテーマに掲げた大阪万博には、未来の生活が詰まっていた。当時、白物家電が主流だったサンヨー館は、ボタン操作ひとつで調理から食事までできる「未来の台所」やスイッチひとつで疲れをほぐせる「リクライニングベッド」などを展示した。
その未来の中に一風変わったマシンが話題をさらった。「ウルトラソニックバス」通称「人間洗濯機」は、未来のお風呂と呼ぶにふさわしいその形に誰もが度肝を抜かれた。
1970年に「人間洗濯機」を開発したエンジニア
