この連打でトップ目に立つと、南1局3本場では勝又が跳満・1万2000点(+900点、供託1000点)をツモ。親被りで点数を減らし、2着目の萩原に5100点差、3着目の勝又に8400点差まで迫られた。それでも滝沢は南2局1本場、4巡目に迷わずカン5索待ちでリーチ。次巡、見事に赤の5索を引き寄せ、リーチ・一発・ツモ・赤2・ドラの跳満・1万2000点(+300点、供託1000点)を成就させた。南3局では、勝又が親満貫・1万2000点(供託1000点)を完成。最終局面、トップ目の滝沢は勝又に2800点差まで詰め寄られたものの、箱下だった4着目の多井が倍満・1万6000点をアガり、その瞬間、勝利が確定した。
試合後は、インタビュアーの「ご自身3連勝ということで、かなり流れがいいんじゃないですか?」との質問に「実力以上のものが出ました」と謙遜。南2局1本場のカンチャン待ち即リーチについては「僕もああいうのをツモってみたかった。佐々木寿人(連盟)は必ずリーチしますよね」とチームメイトの名を出し、「だいたい、うまくいかないんですけど、珍しくうまくいきました」と笑った。
さらには「ちょうど今日(24試合消化)で、昨年度までのレギュラーシーズンがここから始まるみたいな感じなので」と昨期の96試合から120試合まで増えた試合数について触れ、「そんな感じで頑張っていきたいと思います」とクールに宣言した。
各チーム・選手の成績Mリーグ 日程
12月15日(月)
12月16日(火)



