“公道最速”ラリーカー、ボンネット跳ね上がったまま大激走! 視界半減も“全開”…目を疑う光景に37歳世界王者の意地 WRC 2025/10/23 11:45 拡大する 【WRC世界ラリー選手権】第12戦 セントラル・ヨーロピアン・ラリー WRC(世界ラリー選手権)の第12戦が19日まで行われ、トヨタが5年連続でマニュファクチャラーズチャンピオンを決めた。一方でタイトルを逃したライバルのヒョンデは、昨季王者のヌービルがマシンを破損させながらも鬼神の走りを見せた。 今季まだ0勝のティエリー・ヌービル(37)は、このままでは終われないとばかりに今大会も奮戦する。特に見せ場となったのは競技2日目デイ2、初日を終えて8位だったため、この日は朝から攻めて、SS3でトップタイムを記録した。しかしSS5では森林内エリア走行中、コース脇にはみ出し、土壁に乗り上げて車体右側に大きなダメージを負う。フロントバンパーからリアタイヤまでボロボロになったまま走り続けたヌービルだったが、途中、コ・ドライバーとともにマシンを降りてタイヤ交換など応急処置を施している。 続きを読む