【NASCAR】第34戦:YellaWood 500/タラデガ スーパースピードウェイ(日本時間10月20日)
全米で人気ナンバーワンのストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第34戦が開催。ピットアウト時に起きた危険なアクシデントに放送席もファンも目を疑うシーンがあった。
ステージ2も残り数周というところでイエローコーションが出て、数台のマシンがピットへ入ってきた。この時、ジョシュ・ベリーの21号車はマシンに不調があったのか、右リアタイヤを外した状態で、クルーがタイヤハウス内に頭を突っ込む形で整備作業を行っていた。
同時に、21号車後方のピットボックスに入っていたタイ・ディロンの10号車が、作業を終えてピットロードへ出ようとした。21号車の右後方には、外されたタイヤが置いてあったが、10号車は不用意にもこのタイヤに接触してしまったのだ。
押されたタイヤは少し移動した程度の勢いだったが、作業中のクルーや、後で立って作業を見守っていた別のクルーの足に接触してしまう。立っていたクルーは怒り、すぐさま動いている10号車のドアを叩いて抗議している。
思わず解説の桃田健史氏も「危ない! 危ない!」と叫んでいるが、もしこの弾かれたタイヤが、頭を潜らせて作業していたクルーに後方から勢いよく直撃していたらと思うとぞっとするシーンではあるr。10号車も接触を避けようとすこし速度を緩めて曲がろうとしているようにも見えたが、幸いにも大事には至らなかった。
その後、トラック走行中のディロンのチーム無線が流れたが、ディロンは「(あそこにタイヤを)置いとくほうが悪い!」と言っているという。レース中ということで両チーム関係者とも高揚しているせいもあったが、一触即発、険悪な雰囲気を招いた危険なアクシデントだった。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
この記事の画像一覧■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?

