さらに、佐藤九段は「これを手抜く時代ですか。これを手抜くのは常識外です。取らない方がいいというのは(考えれば)分かるんですが、どうしても取れる誘惑に負けちゃうんですよね。この将棋には常識が通常しないんですね…」と驚きが隠せない様子だった。
藤井王座は対局後、さらに前から「苦しい形になってしまった」と振り返っており、この伊藤叡王の一手にも口元に手を当て、何度も深く頷く前傾姿勢になった。ABEMAの視聴者からも「もう一人化け物おったな」「聡太困ってるやん」「口を押えてしまった」「そうちゃん、ヤバいときの仕草が…」と様々な反響が寄せられていた。
二冠目を手にした伊藤叡王は、「まだまだ実感がわかないが、一つ結果を出すことができて良かった」と笑顔。佐藤九段は「棋士としてもインパクトのある将棋だった」とまとめ、藤井六冠、伊藤二冠の“2強時代”で将棋界はますます盛り上がりを見せることとなりそうだ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





