【写真・画像】 1枚目
【映像】第3局 封じ手の瞬間

 将棋藤井聡太竜王(名人、王位、棋聖、棋王、王将、23)に佐々木勇気八段(31)が挑戦する第38期竜王戦七番勝負が10月31日、京都市の「総本山 仁和寺」で第3局1日目の対局を行い、佐々木八段が50手目を封じて指し掛けとした。あす11月1日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。

【映像】第3局 封じ手の瞬間

 世界遺産・仁和寺を舞台に争われている第3局。シリーズは藤井竜王が開幕2連勝で快走しており、防衛5連覇で達成となる「永世竜王」獲得へ着実に前進している。

 一方、佐々木八段としては何としてでもまずは1勝を返したいところ。勝負所の第3局では、後手番の佐々木八段が意表を突く四間飛車を採用し、戦型は対抗形となった。

 雨音が響く対局室では、佐々木八段の角引きから飛車交換となり、激戦へ。藤井竜王は穴熊で固く囲っており、自身の手番で封じ手の定刻を迎えた佐々木八段の狙いに大きな注目が集まっている。

「先手は攻めが細い展開となりそうで、方針がわかりやすいのは後手」
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