【写真・画像】ぶつかる前に「追突されている」 大混戦の超接近戦、撃墜されるも「押されて戻されて」まさかの展開にファン熱狂 1枚目
【映像】ぶつかる前に追突→押し戻されてスピン回避
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NASCAR】第35戦 Xfinity 500/マーティンズビル・スピードウェイ(日本時間10月28日)

【映像】ぶつかる前に追突→押し戻されてスピン回避

 全米が熱狂するストックカーレース、NASCARカップシリーズのプレーオフ・ラウンド8、第35戦が日本時間10月28日に行われた。今季残り2戦となった大詰めの戦いは、序盤から激しい接近戦となり、異例の多重接触事故がファンの注目を集めた。

 波乱はステージ1のわずか28周目に発生。中団での超接近戦の中、23号車のバッファ・ウォレスが前方を走る99号車ダニエル・スアレスの左リアにヒット。スアレスのシボレーはハーフスピン状態に陥るも、さらに前方を走っていた1号車に軽く接触し、この衝撃で押し戻されるような形でコースに留まり走行を継続した。

 この接触でイエローコーションが出されたが、NASCARならではの大混戦が生んだ珍しいアクシデントとなった。リプレイではウォレスも、その後ろを走る38号車のゼイン・スミスも押されているように見え、接触の原因がウォレス単独の行為ではない可能性が指摘された。

 解説のジャック・アマノ氏は「ウォレスもぶつかる前に後ろから追突されている感じもありますね」と見解を示し、実況の増田隆生アナウンサーも「38号車のゼイン・スミスもそこに絡んでいるように見えます」と状況を伝えた。

 視聴者からは、スアレスがスピン状態から「押されて戻されて」「上手く戻してくれた」などのコメントが寄せられた。

 結果的にスアレス(99号車)は22位、ウォレス(23号車)は18位、ゼイン・スミス(38号車)は25位でレースを完走。プレーオフはチェイス・ブリスコー、デニー・ハムリン、ウィリアム・バイロン、カイル・ラーソンらがポイントランキング上位につけている。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)

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