豊昇龍は前頭筆頭・伯桜鵬(伊勢ヶ濱)と取組を行った。立ち合い豊昇龍は張り差しで攻めに出るも、スピードで優る伯桜鵬は下へと潜る。上体が起き上がっていた豊昇龍は成す術もなく、あっという間に土俵下へと落下。横綱の初日白星配給に館内は大きな反響に包まれた。
この取組を受け、花田氏は「(豊昇龍は)張り差しで上体が上がっていますよね。あれだけ早い瞬発力のある力士に対して、張っていったら、こうなりますよ」とコメント。さらに花田氏は「(この結果は)全然驚かない」と指摘し「張ってなんか全然ダメですよ。攻め間違い。立ち合いが」と豊昇龍に対し苦言を呈した。
さらに花田氏は「(体の)大きい白鵬とかが張っていくならだけど、小さい横綱の豊昇龍がやっちゃったらね。しかも足も揃っていたし」と豊昇龍の悪かった部分を連続で指摘した。
これで豊昇龍は横綱昇進後9個の金星を配給、一方の伯桜鵬は3度目の金星獲得となった。なお、その内2度の金星は先場所、先先場所の横綱・大の里(二所ノ関)で獲得している。そんな伯桜鵬は二日目に大の里戦を予定している。なお、大の里は初日に小結・高安(田子ノ浦)とぶつかり、寄り切りで順調に白星スタートを切った。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


