将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、棋聖、棋王、王将、23)に佐々木勇気八段(31)が挑戦する第38期竜王戦七番勝負は11月13日、京都市の「京都競馬場」で第4局2日目の対局が行われている。注目の一戦は、佐々木八段がわずかにリードしていると見られており、今後の展開に大注目が集まっている。
京都市の「京都競馬場」開場100周年を記念して開催されている竜王戦第4局。日本中央競馬会の競馬場で将棋の公式戦が開催されるのは初めてで、本局の対局場はゴール板に面した貴賓室の「菊の間」に特設されている。
日本騎手クラブ会長の武豊騎手が参列する中、封じ手開封から再開された第4局2日目。盤上は中盤の急所を迎えているが、ABEMAの中継には現地で大盤解説を担当する木村一基九段(52)が出演。「持ち時間の差もあり、藤井竜王が苦しんでいるように見える。佐々木八段が数字以上にペースを握っているように見える。こういう状況を逃すタイプでもないので、個人的には有利と言ってもいいと思っている」とコメント。
前夜祭で“先行逃げ切り”を目指したいと宣言していた佐々木八段の発言を踏まえ、「先行しつつあると思う。藤井竜王が“差し馬タイプ”かどうかというところも注目ポイント」と言及していた。
藤井竜王、佐々木八段が注文した昼食メニュー




