さらに3分を超えても決着はつかず、客席からは繰り返し拍手が発生。取組中の力士は体力が限界に達しつつあるようで、「ふーふー」という呼吸が次第に「ひぃ、ひぃ」と変化、しまいには「ぐえっ、ぐえっ」とつらそうな呻き声さえ上げていた。取組は最後、香富士が下がりながら下手投げを決めて勝利。4分にもわたる大熱戦に終止符を打った。客席からはどよめきと拍手が沸き起こった。

 倒れた藤雄峰は息を切らしながら仰向けに転がり、背中にべっとりと砂をつけて疲労困憊の様子でフラフラと土俵を下りていった。一方、勝った香富士も熱戦を物語るように肩付近が真っ赤に変色していた。香富士は今場所勝ち越しとなる4勝目を挙げ、藤雄峰は2敗目を喫した。

 長時間の大熱戦となった一番に、ABEMAの視聴者も「両者ヘロッヘロ」「早く楽にしてやれ」「ハアハアからゼーゼーに変わった」「息も絶え絶えだ」と大興奮。肩付近が変色した香富士の姿に「すげえあざになってる」「うあああ 真っ赤」「肩真っ赤!」と注目する声も相次いだ。
(ABEMA/大相撲チャンネル)

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2025年11月場所 千秋楽

更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗
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