さらに左足も高々と上げ、客席は沸いた。その後、仕切り線に立ってからも右足をゆっくりと上げてほぼ垂直の角度に。続いて左足もスローモーションのように高々と上げて四股を踏んでいた。
180度近く足を上げて四股を踏む琴栄峰の美しい所作に、客席からは繰り返しざわめきが沸き起こった。視聴者も「ほぼ垂直じゃん」「1時を指す時計かよ」「横から見たい」「よくこんなに足上がるなぁ…」「足の裏が天を向いてる」「股関節の柔らかさが異常」とうっとりしていた。
その後の取組では、立ち合い左に変化しようとした琴栄峰。だが猛スピードの尊富士が逃さず強烈な当たりではじき飛ばすと、左四つに組み止めて琴栄峰に何もさせず寄り切って圧倒した。勝った尊富士は6勝目。敗れた琴栄峰は5敗目を喫した。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


