それでも渡辺は東3局、1人テンパイ流局でテンパイ料・3000点を加点。東4局では東のみの1000点(+300点、供託1000点)を獲得し、トップ目に立った。南1局では高宮に3900点を放銃して2着目に転落するも、南2局で再びテンパイ料・3000点を得ると、南2局1本場では4巡目にリーチをかけてリーチ・ツモ・平和の3900点(+300点、供託1000点)を奪取。柴田を抜いてトップ目に躍り出た。2着目の柴田と2200点差で迎えたオーラスでは、4着目からの浮上を狙う高宮がポンを連発。これに柴田が6400点を振り込んだことで、今期4勝目が確定した。
試合後、11月7日の第2試合に続いて勝利を決めた渡辺は、「前回の自分の登板から1週間以上空いていた。久しぶりな感じがあったので、なんか緊張感がありましたね」と発言。「かろうじてトップを取れてうれしいです」と表情を崩した。第1試合はチームメイトの鈴木たろう(最高位戦)が善戦するも、3着だった。「ドリブンズはたろうさんが苦しい立場を引き受けてくださっている状況ではあるんですけど、苦しい中で価値のある3着だったり、2着だったりを持ち帰ってくれている。今は僕が結構、ラッキーなターンが来ていると思う。しっかり取りこぼさないようにトップを取りたいと思っていたので、今日のトップもうれしいです」。これでチームポイントは+8.2ポイントまでアップ。頼れるドクター雀士が、チームを上位へと押し上げる。
各チーム・選手の成績Mリーグ 日程
TODAY
12月9日(火)
12月11日(木)



