【写真・画像】【独自】大分の大規模火災 高齢者の命を救った“田舎特有の避難” 「家がぺっちゃんこに…」住民の悲痛な声 1枚目
【映像】軒が触れるほど住宅が密集する様子(実際の映像)
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 大分で起きた大規模火災の現場を取材した。発生した大分市佐賀関は、別府から約60km、四国の愛媛県佐田岬までは16kmほどに位置し、豊後水道でとれる高級ブランド魚の「関アジ」「関サバ」で知られる漁業の町だ。

【映像】軒が触れるほど住宅が密集する様子(実際の映像)

 現地を訪れたのは、火災発生から4日目の11月21日。前日に「鎮圧」が伝えられたが、火災が起きた地区へは規制線がひかれ、現状をうかがい知ることはできなかった。空には複数台のヘリが飛び交い、海水をくみ上げて、飛び火した無人島「蔦島(つたしま)」の消火活動を繰り返していた。

「一瞬のうちに3軒も4軒も燃え上がるから手の付けようがない」
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