安倍晋三元総理を殺害した罪などに問われた山上徹也被告は、安倍氏が旧統一教会に送った動画を見た心境を問われ、「絶望と危機感」だと答えた。これまでの公判では、山上被告の母親や妹が出廷し、家庭内の混乱が明らかになっていた。
今回の公判で山上被告は、兄について語り、その死をきっかけに旧統一教会幹部を狙い、ターゲットが安倍氏へ移った経緯を明かした。次々と被告自身の口から明かされる実相について、『ABEMA Prime』では裁判を傍聴し、旧統一教会を長年取材しているジャーナリストの鈴木エイト氏と考えた。
■山上被告、裁判で明らかになる数々の苦悩
