目の前にあった大チャンスだけに、逃した時のショックもデカかった。「大和証券Mリーグ2025-26」11月28日の第2試合で、南3局にEX風林火山・内川幸太郎(連盟)が満貫をツモアガリ。ただ、リーチをしていれば一発ツモで跳満以上という状況だったこともあり、ツモの瞬間に控室にいたチームメイトの二階堂亜樹(連盟)が「あー!もー!」と転げ回る爆笑シーンが生まれていた。
南3局、トップ目はKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)で5万2800点。内川は2着目ではあったが2万600点持ちで、その差は3万2200点。ラス親があるとはいえ、なかなか追いつける差ではない。むしろ3着目の赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)とは5500点差、ラス目のEARTH JETS・HIRO柴田(連盟)とでさえ、満貫ツモ1回でひっくり返る9100点差であり、まずはラス親に向けて2着をしっかりキープして高宮を追撃する態勢を整えるのが最優先事項だった。
すると内川の手は順調に育ち、9巡目に3・6索待ちでテンパイ。この時点でタンヤオ・平和・一盃口・赤という満貫が確定しており、警戒されずにダマテンとし確実に満貫、8000点を得たいところだ。ただしまだ中盤でもあり、リーチを打って相手の出足を止めつつ、ツモって跳満以上を狙いに行く選手もいるだろう。内川は少考の末にダマテンを選択、そのまま局を進めた。
人気の黒髪ストレートMリーグ 日程
TODAY
12月5日(金)
-
二階堂亜樹 -
仲林圭 -
松本吉弘 -
本田朋広
-
中田花奈
下石戟 -
阿久津翔太
堀慎吾 -
醍醐大
茅森早香 -
鈴木たろう
渡辺太
12月8日(月)




