東1局は高宮に5200点をツモられ、渡辺は親被り。続く東2局、渡辺はすぐに挽回のテンパイを入れた。字牌対子落としの手順がうまくハマり、メンタンピンの形からリーチを宣言。これをしっかりツモって、リーチ・ツモ・タンヤオ・平和の5200点を入手した。その後は高宮・白鳥のアガリが続き、しばらく我慢の展開に。
3着目で迎えた南2局1本場、ここで赤2枚のチャンス手が到来した。9巡目に1・4索待ちで先制リーチ。すぐに浅井からも追っかけリーチが入ったが、その浅井に一度もツモらせることなく渡辺が１索をツモ。リーチ・ツモ・平和・赤2・裏ドラの1万2000点が完成し、白鳥・高宮を一度に逆転してトップ目に立った。南4局1本場はラス目の高宮が4000点のツモでゲームセット。チームが大きくマイナス圏に沈みかねない状況で、価値のあるトップとなった。
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